「捜韻」の大きな特徴は、「膨大」な詩語集として使用可能であることであり、使い方を工夫することにより、いろいろな使用方法が可能である。先人は最高の詩語集として『佩文韻府』を使用してきたが、「捜韻」を出現により、『佩文韻府』以上の物が’(「捜韻」から『佩文韻府』を参照することも可能である)簡単に使用する事が出来るようになった。これはまさに、「産業革命」に等しいものである。
以下、最も基本的な使用例から初めて、応用例のいくつかを紹介するが、使っていくうちに個性に応じた使い方が発見できる。ただし、「簡単な」白文が読める必要がある。
1.「三字詩語」を探す方法
(1)「平水韻」をクリックする。

(2)韻目の一覧が現れるので、対応する韻目、例えば「東韻」の三字詩語を探したい場合は「一東」をクリックする。

(3)「東韻」の韻字が現れる。韻字を選択し、例えば「風」を韻字にしたい場合は、「風」をクリックする。

(4)「風」がハイライトされ、「風」についての説明文が現れる。「句末」をクリックする。

(5)「風」を韻字とする「三字詩語」が1852現れる。用例も表示される。これらから、「三字詩語」を選ぶ。(「用例」を表示させたくない場合は「隱藏例句」をクリックする。)

(6)「隠藏例句」をクリックしておくと、用例が見えなくなり、多くの詩語が表示できるので、こちらの方が見やすい。

(7)用例を見たい場合、例えば「五更風」の用例を見たい場合は、それをクリックすると、用例が現れる。

(3’)「風」を韻字として使用したい場合は、上記によらず「総合」の画面において、図のように入力して検索すると、「風」を韻字とするようれいが、1万八千余り出るので、この中から「三字詩語」選べばよい。(「捜韻」を利用した句作りで説明)。

2.「A?Bの」三字詩語を探す方法
(AとBが分かっている場合の三字詩語を探す。A=欲、B=秋を例とする)。
図のように入力して検索すると「欲?秋」を「三字詩語」とする七絶、七律の用例を検索することができる。

3.「二字詩語」を探す方法
使いたい詩語の「一字」を指定して、他の「一字」を含む「二字詩語」を探す場合を、「馬」を嶺として説明する。
(1)1.(1)で説明したように「平水韻」の画面を出し、「輸入韻字」に「馬」を入れて検索する。

(2)「馬」の説明文があらわれる「馬X」の詩語を探したい場合は「詞首」をクリックする。

(3)「馬X」の詩語が1132現れるので、この中から適当なものを探す(表示は、用例の多い順となっている)。「馬首」について調べたい場合は、「馬首」をクリックすると、

(4)「漢語大詩典」のビンイン(これで平仄が判定できる)、用語の意味説明が現れるので、適当な詩語であると思えば、これを使えばよい。
(5)さらに、下にスクロールすると、「馬首」の「対語」として用いられる「二字詩語」が表示される。

(6)さらに、例えば「羊腸」をクリックすると、用例が示される。

(7)「X馬」の「二字熟語」を探したい場合は、(2)で、「詞末」をクリックする。

「X馬」の詩語が880現れるので、この中から適当な物をえらぶ。そのごの手順は、(3)以後と同様である。